dTVはNTTドコモが提供している動画配信サービスで料金が安いことで有名ですが、サービスのコンテンツ数も非常に豊富なサービスです。
本記事では、実際にdTVを数年間利用し気づいた、dTV独自の強みと共にメリット・デメリットをご紹介します!
31日間の無料体験だけでは中々知り切れない情報も解説しているので、参考していただければ幸いです。
目次
dTV独自の強み
月額料金550円という安さ!
dTVは月額料金550円(税込)と、安い金額で利用できる動画配信サービスです。
他の動画配信サービスと比べても、かなり良心的な金額となっており、VOD業界の中では、Amazonプライムビデオに次いで、2番目に安い料金となっています!
サービス | 料金(税込) |
Amazon プライムビデオ |
年間プラン:408円/月 |
dTV | 550円/月 |
NETFLIX | ベーシック:880円/月 スタンダード:1,320円/月 プレミアム:1,980円/月 |
FODプレミアム | 976円/月 |
hulu | 1,026円/月 |
U-NEXT | 2,189円/月 |
12万以上の豊富な配信作品
安い料金で利用できるため、配信作品は極端に少ないと思いきや、dTVの配信作品数は12万以上を誇り、さまざまなジャンルの動画を楽しむことができます。

この12万という作品数は、U-NEXTに次いで国内トップクラス!
月額550円(税込)でこのようなサービスを利用できるのは、かなりコスパに優れます!
サービス | 配信作品数 | 備考 |
U-NEXT | 200,000本以上 | 一部作品有料 |
dTV | 120,000本以上 | 一部作品有料 |
Amazon プライムビデオ |
100,000本以上 | 一部作品有料 |
hulu | 60,000本以上 | 完全見放題 |
FODプレミアム | 40,000本以上 | 一部作品有料 |
LIVEやミュージックビデオなどの音楽映像も豊富!
dTVはエイベックス通信放送が運営しているサービスなので、音楽映像の配信にも力が注がれています。
あらゆるアーティストのLIVE映像やミュージックビデオも楽しめる動画配信サービスは中々ありません!

音声付きの漫画動画も楽しめる
BeeTV時代の名残りとして、dTVでは人気コミックの音声付き動画も配信されています。
実写映画化された作品を始め、「グラップラー刃牙」などの漫画を、声優のアフレコと共に動画として楽しむことができます!

スマホでVR動画も楽しめる(dTV VRアプリ)
dTVは、「dTV VR」というアプリをインストールすれば、スマートフォンでVR動画を視聴することもできます。
VRゴーグルをもっていれば、自宅でも360°パノラマの、臨場感あふれる音楽やバラエティ番組の映像を体感できます!

ただし、2020年4月時点で、VR映像作品は数えられる程度しか配信されていないのが現状..。
dTVのメリット
ダウンロード機能により通信量を気にせず視聴可能
動画配信サービスを利用する上で、データ通信量は気にかかるポイントですが、dTVアプリでは動画作品のダウンロードが可能です。(一部作品を除き)

Wi-Fiなどのあるネット環境化で、事前に動画のダウンロードをしておけば、外出先でも通信量を気にすることなく動画作品を楽しむことができます!
ダウンロードした作品の再生時に、会員状態確認などで通信を行う場合があるので、完全なオフライン再生ではありませんが、”ほぼゼロ” のデータ通信量で済みます!
様々な端末で視聴できる(ゲーム機は非対応)
dTVは、iPhone/iPad、Androidのスマホ/タブレット、PC、FireTV、AppleTV/Chromecastなど、さまざまなデバイスでの視聴が可能です!
一部サービスのように、PS4 などのゲーム機を用いてのテレビ視聴は、残念ながら対応していません..。
再生速度を変更できる
忙しい日常の中で、数ある動画作品を楽しむには倍速再生機能は欠かしたくない要素だと思います。
dTVのアプリでは、再生速度を1~1.5倍の、3段階で変更することが可能です!

1.5倍速で視聴しても、作品によっては充分に音声が聞き取れるので、長いシリーズドラマなどの作品を視聴するのにもってこいの便利機能です!
対応デバイスであれば4K作品も視聴できる!

dTVでは、スマートテレビやFireTVなどの対応デバイスを用いれば、フルHD画質(Blu-rayと同等)よりも4倍きめ細かい画素の、4K映像作品を楽しむことができます!
ただし、AAAのミュージックビデオや絢香さんのライブ映像など、4K作品はまだまだ種類は少ないのが現状です..。(2020年4月時点)
dTVのデメリット
完全見放題ではなく一部作品は追加課金が必要
dTVは配信作品数12万以上とうたっていますが、月額550円で全ての動画が見放題というわけではありません..。
一部作品は追加料金を支払い、レンタル購入となります。


新作映画のほとんどはこのレンタル作品にあたり、料金相場は、330~550円程度。
基本的に1度視聴開始すると、48時間という視聴制限がかけられています。
こういった追加課金による動画視聴が煩わしい方には、月額料金だけで完全見放題のhuluがおすすめです。
完全見放題ということもあり、新作映画などの視聴は基本的にできませんが、幅広いジャンル動画を楽しめます!

海外ドラマとバラエティ番組の配信数が少ない
dTVでは、映画・ドラマ・アニメなどの幅広いジャンルを、深くまでいかなくとも、ある程度の数配信されていますが、海外ドラマとバラエティジャンルは正直少ないです。
海外ドラマの最新シリーズは基本的にレンタル購入作品となっており、話題性のある人気ドラマは数えられる程度..。
「ウォーキング・デッド」や「SUITS(スーツ)」は、最新シリーズを除いた全シリーズが現状、見放題作品として配信されています。(2020年4月時点)

バラエティのテレビ番組はほとんど配信されておらず、芸人さんの単独ライブ映像や、子供向けの番組がちらほらある感じ。

そのため海外ドラマやバラエティ作品が好きな人には、dTVはあまりおすすめできません。
海外ドラマが好きな方には「hulu」、バラエティ動画をたくさん楽しみたい方には「Amazonプライムビデオ」や「AbemaTV」の方が、正直おすすめです!

ドコモ以外のユーザーはクレジットカード必須
dTVの決済方法は、ドコモのケータイ払いかクレジットカードにしか対応していません。
そのため、ドコモ回線以外のユーザーがdTVを利用するためには、クレジットカードが必要となります。
huluやU-NEXTなど、他の動画配信サービスでは、キャリア決済はもちろんのことAppleID決済などにも対応していますが、dTVは未だ対応していません..。
複数デバイスでの同時視聴ができない
dTVは、1つの契約だけで、複数デバイスにより利用することは可能です。(最大5台まで)
ですが、複数デバイスでの同時視聴ができません..。
その点U-NEXTは、1つの契約で、”最大4台” で同時視聴が可能なので、複数人で共有利用するのであれば、「U-NEXTの方が1人あたりにかかる料金が安い!」なんて見方ができます。

U-NEXTは月額料金が高くて手を出していない方も少なくないと思いますが、意外と独自の魅力をもっているサービスなので、参考程度に以下の記事もご覧になってみてください。

dTVはこんな人におすすめ!
dTVを利用する参考材料になれば幸いです。
- なるべく安く動画を楽しみたい人。
- 旧作から新作映画まで観たい人。
- 幅広いジャンル動画を広く浅く楽しみたい人。
- 音楽映像(MV、LIVE動画)も楽しみたい人。
- 音声付きの漫画動画も楽しみたい人。
まとめ
dTVのメリット・デメリットを色々と書かせてもらいましたが、一番のおすすめポイントは、なんといっても月額550円(税込)という料金の安さ!
もちろんdTVよりも料金が高いU-NEXTやhuluなどと比較してしまうと、配信動画のラインナップには不満を抱くかもしれません。
ですが、安い金額に見合わず、コンテンツ数は優れています!
Kis-My-Ft2の初冠配信番組やトゥルルさまぁ~ずなど、面白いオリジナル作品も多々あります!
dTVの31日間無料体験は、ドコモユーザーでなくても簡単に始められるので、もしまだ無料体験したことがないという方は、ぜひ1度お試し体験してみては。(^ω^)
