みなさん、本日もお仕事お疲れ様でした。
毎日朝早く起きて、「はよ週末こいやー!」って気持ちに、日々なっていると思います。
その気持ちにムチ打って毎日働いているあなた、偉いです。
「みんなしているからあたりまえだよ~」
そう思うのは果たして正しいのでしょうか。
そこで今回は
・そもそも僕たち日本人の働き方ってどうなんだろう。
・楽して生きるとはどういうことなのか。
について、他国の情報も交えて、記事にまとめてみました。
1.日本人は働きすぎ?
僕たち日本人ってほんとに働きすぎなのでしょうか?
実際、僕が働いてた会社は、ひと月で申請可能な残業時間をフルで活用し、サービス残業もそれなりの頻度でしていました。(-_-)
週6の勤務があたりまえでしたので、長く働いている感覚で仕事をしていましたね..。
では、日本人は実際、ほかの国と比べてどのくらい働いているのでしょうか。

これは国別の就業時間[時間/年]を、あらわしたグラフです。
見づらくて申し訳ないですが、黒色が諸外国の平均値です。
意外でしたが、日本(黄色)は平均よりも就業時間が少ないことが分かりますね。
ただ、日本にはサービス残業という概念が根づいていますし、有休を満足にとらないで働いてる人もいますので、一概に少ないとは言い切れません。
ではなぜ日本人は働きすぎているという印象が強いのでしょうか。
それは日本人の会社員がもっている気質(働く姿勢)であると僕は思います。
いつのまにか、こんな気持ちで普段から仕事をしていませんか?
・会社で熱心に働ける様に、休暇はゆったり過ごしたい。
・雇ってもらっている会社(組織)の為に、仕事しないと。
・会社に入って働くってことは、大変で苦しくてあたりまえでしょ。
つまり、会社のために生きてしまっている人が多いということなんです。
なぜか自分自身(個人)を大切にしないで、会社(組織)のために生きてしまっている人が日本人は多いですよね。
この感情を抱くのは、日本人の美徳(ほめるべき素質)でもありますが、自分の人生の足かせにしてしまっては、元も子もありません。
こんな状態では無駄なプレッシャーを感じ、効率よく仕事を進められない人が増えてしまうのも分かりますし、自ら望んでサービス残業をする人が後を絶たないでしょう。
この働く日本人特有の気質を、とっても描写している映画があります。
ドラマ”半沢直樹”でおなじみの池井戸潤さんが原作である
「七つの会議」
という映画です。
ストーリー概要
ある中堅電機メーカが、引き起こした不祥事をめぐり、社員たちが立場の違いから異なる方法でそれに対峙し、葛藤していく物語。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いも各所に散りばめられていて、面白い作品です。
自分は半沢直樹も見ていましたが、香川照之さんの、あの熱のこもりまっくた演技が大好きで、池井戸潤さん原作のドラマや映画は、ついつい見てしまいます。(^^)
興味がある方はぜひ1度観てみてください。

原作本はさらに深い内容で描かれていますので、もっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、
日本人は働きすぎている
の根底には
会社で働くことこそが自分の人生
と、いつの間にかしてしまっている、日本人の働く姿勢があるのだと僕は思います。
会社のために一生懸命働くことは決して悪いことではありません。
ただ、自分の人生もっと大切にすることを心掛けてほしいです。
2.他の国はどのようにして働いている?
では他の国はどうなのでしょうか。
例えばフランス!
なんでフランスなんだと思われましたかね?
単純に高校の修学旅行で僕が行ったからです。(笑)
母校で唯一、自慢したいところ(^^;
ってのもありますが、実はこのフランス人の働き方、日本人とは大きく異なります。
先ほどの国別の就業時間[時間/年]をあらわしたグラフを、もう一度みてみると
フランス(紫色)は、日本(黄色)と比較して年間200時間ほど就業時間が少ないです。
なぜかというと、フランスでは就業者を増やす目的で、法律により就業時間は”週35時間まで”という規制を設けています。
(一部例外として、成果が問われるマネージャーなどの管理職や、美食の国でもあるため、飲食等の接客業の場合であると、就業時間が長い人もいるみたいです。)
このように日本と比べて、仕事に縛られない生活をおくれる環境下から、
フランス人の働く姿勢は「プライベートこそ最優先、仕事は二の次」
という人がほとんどです。
そのため終業時刻になると、日本人みたいにだらだらと仕事をやり続けたりせず、そこでキッパリとプライベートに切換えるのがあたりまえです。
平日の仕事終わり、アフター5から、家族団らんを楽しんだり、恋人とデートするもよし、そのようなライフスタイル憧れますよね。てかしたい!(=゚ω゚)ノ
またプライベートをもっと充実させたい人は、
・フレックスタイム制で働く
・自宅や遠く離れた場所で仕事をする(テレワーク)
などの柔軟な勤務体制で、仕事をしている人も多数いるとか。
集中しやすい場所や時間帯って、人それぞれ違いますもんね。
僕なんかだと、周りのちょっとした音であっても気になる性格なので、仕事で集中して資料作りするときなどは、「パーテーションの区切りがあるデスクがいいな..」とか考えていました。
仕事の生産性を上げるには集中力が欠かせません!
最近では、日本でも柔軟に働ける会社が特集されたりしていますが、まだまだ数は少ないのが現状です。
日本人の勤勉さも決して悪いことではなく捨てきれない部分ではあります。
ただ、フランスのこういった抜けのある生活から、見習えるところはたくさんあると思います。
日本国内ではあたりまえでも視野を広げてみると、生き方っていろいろあります。
普段の仕事に対する姿勢を今一度見直してみてもいいのではないでしょうか。

3.楽して生きるとは?
人間なら誰しも「楽して生きたい!」って考えたことありますよね。
楽して生きる、僕のイメージは
な~んにもしてないけどお金があって、生活できる!
みたいな感じですかね。(笑)
そもそも「楽」とはどういう意味をもっているのでしょうか。
・心身に苦痛などがないこと。
・生計が豊かなこと。
・簡単なこと。
ということは「楽して生きる」は
その人にとって、心身に苦痛がなく、生計が豊かで、簡単に、生きるということですね。
こんなこと実現できるかなと思ってしまいますよね。
答えは、できます!
ただ、そこに辿り着く前に、挫折してしまったり、諦めているんですよ。
まず、「心身の苦痛をなくす」ですが
日々の暮らしの中で心身への苦痛を受ける環境って、ほとんどの人が”職場”ですよね。
・人間関係がうまくいかない。
・上司に怒られてへこむ。
・へとへとになりながら仕事をしている。
・効率よく仕事ができない、と自分を責めて心が病む。
職場での苦痛って、いくらでも挙がりますね..。
ただ、これらの事柄を取り払うには、やはり職場環境に順応していく必要があります。
その会社のやり方に少しずつ慣れていき、自分の居心地を良くすることです。
最初のうちは知識がない中で仕事をしているし、悩んであたりまえなんです。
信頼できる人間関係を作ることだって時間が掛かります。
でもそこを乗り越えないと、苦痛は取り払えません。
なにごとも最初のうちは、じっと堪える期間がつきものです。
そこを乗り越えると、楽になれるときが必ずやってきます。
ただ、どうしても仕事をやっていて苦痛だ、職場での人間関係なんか自分にはうまく作れないよと思う人もいるかと思います。
苦しんでしまっているのであれば現状を打開してください。勇気は入りますが、違う生き方をぜひ探して、行動してほしいです。
きっと今よりも充実した生き方がどこかにあるはずです。楽になることをあきらめるのはやめましょうね。(=゚ω゚)ノ
そして、次に「生計を豊かにする」ですが、
これも、会社で働いて得た収入が直結しますよね。
成果を上げていけば、自ずと結果(報酬)に結びついてきます。
ただ自分の成果と報酬が割に合っていないと感じてくる人が、中には出てくるかもしれません。
そんな時は、次なるステップアップも、ぜひ検討してください。
もったいない人生は歩まないでほしいです。
そして、3つ目「簡単に生きる」については、実現するのが難しいイメージがありますね。
僕は、日本人って真面目で悩まなくてもいいことまで悩んで、ストレスを抱え込んでしまう人が多い印象を持っています。
クヨクヨしたくはなるけど、したところで気持ちは晴れるのでしょうか?
むしろどんよりしません?
気持ちがどんよりするくらいなら、嫌なことなんか忘れて、前向きなこと考えましょうよ!
自分事を他人事にしちゃいましょうよ。現実逃避~!
ってすることが簡単に生きることではありませんか?
もちろん ”現実逃避~” から帰ってこなくてはいけませんけどね!(笑)
ただ、そんな抜けた考えも持ち合わせてないと楽に生きることなんて出来ません。
僕が思う「楽に生きる」の目指し方を書かせてもらいましたが、結局、みなさんにとって一番の正解は、自分自身なんです。
自分が感じていること、したいことが、人生の指標になります。
逆をたどれば、自分が「楽に生きている、楽に生きている」と思い込み続けるとほんとうに楽に生きている気分になっちゃったりします。
自分をだまして自分を洗脳し続けると、ほんとうにその気持ちになるんです。
洗脳とか言葉はちょっと怖いですが。(笑)
日々、前向きな思考を持ち続けることが「楽に生きる」ことへの、一番の近道なのかもしれませんね。
まとめ
1.日本人は働きすぎ?
・その根底には”会社で働くことこそが自分の人生”としてしまっている日本人の働く姿勢にある。
・会社のために働くことは決して悪いことではないが、自分の人生をもっと大切にすることを心掛けてほしい。
2.他の国はどのようにして働いている?
・フランス人の働く姿勢は「プライベートこそ最優先、仕事は二の次」
・視野を広げてみると、いろいろな生き方がある。
3.楽して生きるとは?
・心身に苦痛がなく、生計が豊かで、簡単に生きるということ。
・皆そこに辿り着く前に、挫折してしまったり、諦めている。
・日々の前向きな思考を持ち続けることが一番の近道!
以上が今回の記事のまとめになります。
みなさん思い悩まず、楽に生きてください。
一度きりの人生なんだし、硬くなり過ぎずに、抜くとこは抜いて楽しみましょう!
それでは明日からもお仕事頑張っていきましょう!